国際北陸工芸サミット|工芸ハッカソン

400年以上の歴史を持つ金工・漆芸のまち富山県高岡市。伝統産業の職人たちと多様なジャンルの専門家がチームを組んで「工芸の未来」を提案するハッカソン開催!

400年以上の歴史を持つ
金工・漆芸のまち富山県高岡市。
伝統産業の職人たちと
多様なジャンルの専門家がチームを組んで
「工芸の未来」を提案するハッカソン開催!

OUTLINE開催概要

開催日

DAY1・DAY2 2017.9.23(土)・24(日)|DAY3・DAY4 2017.11.18(土)・19(日)

開催地 富山県高岡市
定 員 30名程度
対象者 富山県内の職人や工芸作家および
国内のクリエイター、アーティスト、
エンジニア、プログラマー、
科学者・研究者 など
参加費 無料(開催地までの旅費および
宿泊費は主催者が負担)
応募方法 専用応募フォームから必要事項を
記載のうえご応募ください。
賞・特典 ①最優秀賞[1組]30万円、
特別賞[1組]10万円
②巡回展示:高岡市・富山市・
魚津市(2018年1月〜2月)
応募締切 2017年8月27日(日)

主催:富山県
共催:高岡市
企画・運営:(有)エピファニーワークス

申し込みフォーム

THEMEテーマ・参加募集対象者

“工芸を未来につなげられるか?”〜金工と漆芸編〜

ライフスタイルの変化、後継者不足、さまざまな困難に直面する日本の工芸。グローバル資本主義社会に生きる私たちにとって、非効率的な手仕事はもはや失ってもよい不要なものでしょうか? 工芸の「保存」ではなく、活きた産業になり得るのでしょうか? 富山県高岡市には、金属工芸や漆芸の技と心意気を400年以上受け継ぎ、今も奮闘している多くの職人・作家がいます。今回は、この高岡の地で、工芸がこれまで出会ったことのない異分野の方たちとの対話を通じて、その価値や課題をあらためて探ります。異分野の方たちにとっては、古くて新しい価値観や技術に出合う機会。広く日本のクリエイティブにとっても未来の革新につながるコラボレーションの創出を目指します。

#日本の手仕事#高岡銅器#高岡漆器#伝統と革新#情報技術#人工知能#デザイン・エンジニアリング#新素材#工芸とアート

アウトプットのイメージ

金属や漆のプロダクト

キッチンウェア、食器、
文房具、インテリア小物、
ジュエリーなど商品化が可能なもの。

伝統技術を使ったり、
工芸をテーマとしたアート作品

伝統の技を活用したオブジェや
インスタレーション、
工芸をテーマとした音楽、
映像・写真やパフォーマンスなど。

伝統産業の魅力を伝えたり、
課題を解決する
サービスやアプリ

情報技術や人工知能などを
活用したサービスやアプリなど。

上記はあくまでも例として挙げています。
既成の概念や用途にとらわれない
クリエーションを期待しています!

参加対象者

富山県内の職人や工芸作家および国内のクリエイター・アーティスト(美術・音楽・写真・映像・ダンス等)、エンジニア、プログラマー、科学者・研究者(人工知能・情報技術・ロボット・新素材等) など

  • ・年齢・国籍・プロ・アマは問いません。ただし、基本言語は日本語です。
  • ・チームや会社単位での参加も歓迎です。
  • ・応募多数の場合は、事務局によって職種・専門分野・年齢等のバランスを考慮して
    参加者を決定させていただきます。あらかじめご了承ください。
  • ・4日間全日参加が原則ですが、難しい場合はご相談ください。

参加費無料

(主催者が負担するもの)
・開催地までの旅費(日本国内に限る)および宿泊費
・現地での移動交通費
・DAY1〜4の昼食、DAY1&3の夕食
・作品制作補助費(最大10万円まで)

申し込みフォーム

FEATURES AND MERIT特長と参加メリット

「ハッカソン(hackathon)」とは、一般的に、ソフトウエア開発者が短期間にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を集中的に行い、その技能やアイデアを競う催しで、「ハッキング(既成概念を壊す)」と「マラソン」を組み合わせた造語。フェイスブックの「いいね!」やSNSにおける「チャット」「タイムライン」などの機能は、ハッカソンからアイデアが生まれたものとして知られていて、予測を超えた成果を生み出す手法のひとつとなっています。

工芸ハッカソンの特長と参加者メリット

国際北陸工芸サミットを機に、
新たな作品制作と展示、
情報発信の機会に

文化庁と北陸三県が連携し、2017年富山県で開催される「国際北陸工芸サミット」のプログラムの一つに位置付けられ、国内外から大きな注目を集めることが期待できます。この機会に新たな作品やプロダクトの制作と展示を行い、発信の機会として活用いただけます。公開審査会には地元のみならず全国メディアの招聘も予定しています。

伝統的な鋳物場や漆器工房に加え、
最新鋭の各種マシン・設備が
利用可能

千数百度で金属を溶かす溶解炉や型込めのための砂場を備えた工房などの伝統的なモノづくりが可能な施設はもちろんのこと、3次元測定機、3次元テクスチャー加工システム、切削加工機など最新鋭の機材も使用可能です。

県外参加者:
400年以上続く伝統の技と
地域の歴史や文化に触れる

国の伝統工芸品に指定される「高岡銅器」と「高岡漆器」は、400年以上にわたってその技を受け継いできた伝統の手仕事です。これらの工房や職人、そしてものづくりの精神を育んできた「高岡」の歴史や文化、食などを知っていただくことで、作品制作や研究の刺激になれば幸いです。

地元参加者:
最新技術・知見に触れることが
できる貴重な機会

これまであまり出会う機会のなかった先端の技術や研究に触れることで、伝統産業や工芸の未来の可能性を探る機会となります。

会社や業種を超えた
多様な参加者・協力者との出会い

職人、作家、クリエーター、研究者、学生等が全国から集います。組織や業種の枠を超えた新たな出会いが生まれます。

PROGRAMプログラム

DAY1|9.23(土) 10:00〜22:00

高岡&伝統産業ツアー・
チームビルディング
高岡の伝統産業の工房・工場視察や古い町なみ訪問を通じ、工芸の魅力と技術、その背景となった文化、課題を学びます。また、地元の職人や工芸やまちづくりに携わる方たちの話を聞き、参加者同士のディスカッションを経て、チーム作りを行います。参加者間、そして地元の方たちとの交流を目的としたレセプションパーティーも開催。

DAY2|9.24(日) 9:00〜19:00

アイデアソン
チーム毎にアイデアを深めます。伝統産業のことを熟知した地元のメンターもサポートします。

準備期間|9.25(月)〜11.17(金)

技術検証と部品調達(自主活動期間)
DAY3までの約1ヶ月半の間、チーム毎に必要に応じた打ち合わせやSNS上などでのコミュケーションを図りながら、具体的な作品制作準備を行います。

DAY3|11.18(土) 10:00〜19:00

ハッカソン
再び高岡に集合し、DAY2で出てきたアイデアや準備期間で技術検証されたことや調達された部品をもとに、チーム毎に作品の制作を行います。

DAY4|11.19(日) 10:00〜19:00

プレゼンテーション・公開審査会
午前中は審査員へのプレゼンテーションに向けての準備・最終調整を行います。午後からは公開で各チームからのプレゼンテーションと審査会を行い、最優秀賞などを決定。審査員からの講評もいただきます。

作品展示

2018年1月から開催される「国際北陸工芸サミット巡回展」の中で全チームの作品を展示します。 期間:2018年1月中旬〜2月上旬
場所:高岡・富山・魚津(予定)

EXAMINER審査員

石橋 素

石橋 素

Motoi Ishibashi

エンジニア/アーティスト
ライゾマティクス 取締役

1975年静岡県生まれ。東京工業大学制御システム工学科、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。2015年より真鍋大度とライゾマティクスのR&D・アート部門「ライゾマティクスリサーチ」を共同主宰。デバイス、ハードウェア制作を主軸にアートパフォーマンス、ミュージックビデオ、インスタレーションなど、多領域にわたり活動をしている。アルス・エレクトロニカ、カンヌライオンズ、文化庁メディア芸術祭など受賞多数。

林 千晶

林 千晶

Chiaki Hayashi

ロフトワーク共同創業者
代表取締役

早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。書籍『シェアをデザインする』『Webプロジェクトマネジメント標準』などを執筆。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うコワーキング施設「MTRL」などを運営。MITメディアラボ 所長補佐、グッドデザイン審査委員も務める。2014年に、森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を岐阜県飛騨市に設立し代表取締役に就任。

菱川 勢一

菱川 勢一

Seiichi Hishikawa

映像作家 / 写真家 / 演出家
武蔵野美術大学教授

1969年東京生まれ。渡米を経て1997年DRAWING AND MANUALの設立に参加。短編および長編映画の監督・脚本、写真、TVCMのディレクション、TVドラマや番組のアートディレクションを手がけている。主な仕事にNHK大河ドラマ「功名が辻」、「八重の桜」、NHKドラマ「坂の上の雲」などのアートディレクション、MVでは dj honda、藤巻亮太、K、HYなど。企業広告・TVCMとしてソニー、ホンダ、Panasonic、NTTドコモ、P&G、ティファニー、POLAなど。監督をつとめたNTTドコモ TVCM「森の木琴」がカンヌライオンズをはじめとした20を超える国際的な賞を受賞した。

高川 昭良

高川 昭良

Akiyoshi Takagawa

高岡市デザイン・工芸センター所長

1953年生まれ、富山県高岡市出身。1975年、高岡の伝統工芸を支援する公設機関である高岡市商工奨励館に勤務。金属工芸の作品を制作し、グループ展や各種展示会に多数出品。1980年に県デザイン大賞、1981年に県デザイン優秀賞を受賞。1983年「クラフト新人展」(松屋銀座)、1985年「クラフトイン高岡」(松屋銀座)・「とやまのクラフト」(大丸東京)、1995年「富山のデザイン展」(フィンランド・ラハティ)に出品。2013・14年「越中アートフェスタ 立体部門」審査員、2016年「工芸都市高岡クラフトコンペ」審査員。日本クラフトデザイン協会会員、2007年より高岡市デザイン・工芸センター所長を務める。

高橋 正樹

高橋 正樹

Masaki Takahashi

高岡市長

1954年生まれ。東京大学法学部卒業。1977年自治省(現総務省)入省。行政改革や選挙制度改革などに携わる。2002年には、新潟県副知事として中越地震の復旧・復興に従事。その後、総務省統計局統計調査部長、大臣官房審議官(税務担当)を歴任し、「ふるさと納税」制度の実現などに携わる。2009年7月高岡市長に就任(現在3期目)。文化・芸術を通じた創造性豊かな地域づくりである「文化創造都市」を推進。2013年富山県市長会会長、2014年全国市長会副会長。

武山 良三

武山 良三

Ryozo Takeyama

富山大学芸術文化学部 学部長

1956年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術学部卒業後、デザイン事務所経営等を経て1997年より高岡へ、2005年より富山大学芸術文化学部教授、2013年より学部長を務める。「サインデザイン」を専門分野とし、商品開発からブランディング、景観計画まで、トータルな情報デザインを得意とする。地域イベント「金屋町楽市inさまのこ」では、工芸×空間×地域文化を相乗させ、さらに学生の実践教育の場としての「しくみづくり」を行っている。日本サイン学会会長、日本サインデザイン協会副会長、サインデザイン専門誌『signs』編集長、文化・創造都市高岡推進懇話会委員委員長等を務める。

能作 克治

能作 克治

Katsuji Nousaku

能作 代表取締役社長

1958年福井県出身。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後、新聞社勤務を経て1984年に株式会社能作に入社。2002年に代表取締役社長に就任。
2003年より自社オリジナル商品の開発に着手、現在国内に12店舗の直営店があり、アジアや欧米など海外にも積極的に展開している。現在は錫の抗菌性による医療器具の製造にも着手している。本年4月には新社屋が完成し、産業観光に特化した経営を行う。20133年「第5回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」受賞。2016年「第一回三井ゴールデン匠賞 グランプリ」受賞。2016年革新的な経営により「藍綬褒章」受章。


アドバイザー

青木 竜太

Ryuta Aoki

ヴォロシティ 代表取締役社長

ABOUT TAKAOKA富山県高岡市と伝統産業について

富山県西部の中心都市・高岡市(人口約17万人)は、約400年前に加賀藩二代当主・前田利長公によって開かれました。高岡銅器、高岡漆器などの伝統産業と、アルミ・化学・パルプなどの近代産業がともに盛んな、日本海沿岸を代表する、ものづくりのまちとして発展してきました。高岡城跡、国宝・瑞龍寺、ユネスコ無形文化遺産に選ばれた「高岡御車山祭」、伝統的な町並みなど、歴史的・文化的資産も数多く残され、昔も今も変わらぬ人々の心意気が受け継がれています。

文化創造都市高岡

高岡銅器

利長公が高岡に城下町をつくる際に、腕利きの鋳物師を呼び寄せたのが始まりです。当初は、鉄鋳物が中心でしたが、江戸時代中頃から銅鋳物も盛んになり、明治期になると高度な技巧を凝らした美術銅器が数多くつくられ、パリ万博で好評を博し、海外にも輸出され大人気となりました。
国の伝統工芸品に指定さる高岡銅器は、現在も全国1位の生産額を誇っています。高岡には鋳造・磨き・彫金などの各工程に、高度な技を持った熟練の職人がおり、近年は現代のライフスタイルに合った新商品の開発も盛んで、その技術が現代のものづくりにも生かされています。

高岡漆器

国の伝統的工芸品に認定されている「高岡漆器」の歴史は、利長公の開町に始まり、次々と新しい技法に挑戦し、発展を遂げていきます。彫刻木地に色漆で彩色を施す技法(彫刻塗)や、アワビなどの貝で山水や花鳥などの模様を表現する技法(青貝塗)など、いくつもの工程を重ね、塗りだけにとどまらず、加飾で華やかさを演出するのが高岡漆器の魅力です。

文化庁と北陸三県が連携し、北陸の工芸の魅力を世界に発信していく広域的な催しとして、平成29年度は富山県で開催します。コア開催期間を平成29年11月16日(木)~23日(木・祝)とし、「THIS IS 工芸 ―伝える。創る。―」をテーマに、アワード、シンポジウム、展覧会など、多彩なプログラムで構成されています。

国際北陸工芸サミット 
オフィシャルサイト